宇都宮駅東のWILD-1で見つけたターザンの別冊!
パタゴニア特集となれば買わねばならぬ!!!
パタゴニアとは南米のアルゼンチン南部の秘境。
それを社名に掲げるアメリカのアウトドア用品メーカー、それがパタゴニア!

よくTVの取材で北極や赤道付近など過酷なロケで
アナウンサーの方が着ています。それだけ信頼が高く、
いざというとき頼りになるギア。(機能の高い道具=服でなく)
冒険家もしかり、かなりの着用率!
またウェアの内側に使われるキャプリーンメッシュは
超速乾透湿素材で内側はいつもさらさらNASAでも高い信頼を寄せている
ほかに変えられない最高の機能。

経営者・管理職・新人さん・
お父さん・お母さんみんな読まなきゃだめだめ〜

パタゴニア物語あれこれ、はじまりはじまり〜


まずはその商品開発のひたむきなまでの一徹な純粋さに心打たれます、
基本をいつまでも忘れずに、メーカーの都合を押し付けることなく
使う人の立場に立った創業者イヴォンの哲学は背骨のようにパタゴニアの思想の
ど真ん中を貫いています、今までもそしてこれからも。


アルパイン部門のテスターのダンカンはいい山に恵まれた
人口200名の小さな町ノーウッドに住み、
クライミングにボルダリングに、実際にフィールドでウェアを試す、
そして最近はデザインをもこなす。
命を賭した過酷な状況にユーザーが遭遇しても充分なバックアップができるよう
毎年改良が加えられ完璧を目指す。ドンドン変える!
しかし新しい素材などは充分に機能が実証されるまで何年でも開発する、
ほかのメーカーが本来の機能を充分発揮しない状態で販売をしているのを
横目で見ながら自分たちの哲学を元にわが道を行く、それがパタゴニア!


ビルは製品開発の激務の合間に年間釣行130日をこなし、
ウェーダーの防水透湿性や動きやすさ、ベストのポケットの位置など細かくチェック!
現場でのニーズを的確に製品に反映させる、地球一を目指し、
うらやましくも大変な仕事。


エリックは自宅から車で20分のところにあるゲレンデでボルダリングに興じる、
週に一度は愛犬ベラとともに訪れ、得たインスピレーションを製品に落とし込む!
腕がウェアに引っかかり、ウェアが体の動きを損なうことの恐ろしさを
身をもって知る人間が
デザインしたアルパインウェアは尊敬に値する。



 

創業者イヴォン・シュイナードが『冬にいい波が来るから、、』
とベンチュラに構えた本社のカフェのランチのすごいこと!
シェフのバーバラはイタリアンを得意としながらもオールマイティーに
世界中の料理をアレンジしパタゴニア社員の胃袋を満足させ、
エネルギーを充電してあげる!まさにパタゴニアのマンマの味わい!


天気がよければこんな感じで外メシ!



育児休暇は2ヶ月、それからも社内の託児所で最高の育児を受けられ、
カフェの向こう側で会いたいときにすぐわが子に会え、母乳を与えられる最高の場所に
託児所がある、授乳は何よりも優先されるべき仕事なのである!
ここでは子供ができたから仕事を辞める、そんな非常識はない!!!


受付に座るチップはサーフィンインストラクターという別の顔を持つ、
沖にカヤックに乗り一人、常時2人のライフガードが岸に、そして別のスタッフが指導し安全を確保しているので、子供たちは思い切り波と遊べる。
チップいわく『エチケット・安全・海を大切に思うココロを教えたいから』
とスクール開設の動機を語る。


性別問わずパタゴニア社員の70%がサーファーです、
仕事の前に、合間をぬってと波乗り三昧、あちらにいい波が立ったと聞けば、
矢も盾もたまらずザブン!
オフィスでシャワーを浴びすっきりさっぱり思い残すことなしに仕事に打ち込む!
勉強ばっかして脳が硬化し、
お金いっぱいくれるよ!と
進められるまま好きでもない会社で好きじゃない仕事してる
不健康などこかの国のビジネスマンと大違い!
物作りは特にそう、それが好きじゃないのにつくるなぁ〜!
ココロからその仕事がしたい人だってたくさんいるぞ!
 
左のブリキ小屋からすべては始まった!
ベンチュラの本社は大きな3つの建築物に進化した、
しかし一棟は消防署をモチーフにしたり
遊び心は健在!
左のブリキ小屋はクライミングやフイッシング・サーフィンの合間に
ピトン(クライミングに使う金具)を鍛造し生計を立てていた場所、ショップでもあった。


     
なんとこれが最重要ミーティング風景、
はだしで、くつろぎすぎ?
社長の前で足を投げ出しこんな会社はほかにない!
それでも左端のスタンドの傘の下小柄なイヴォンを尊敬こそすれ
軽く見ることなどない、ここが違う、ブレイクスタイルはスタイル(生き方であり)
誰かを否定したり、誰かに見られることを意識したりではなく、
自分が心地よくリラックスし能力を120%発揮するための、
最後の手段、ブレイクスタイルなのである
(大リーグの選手がリラックスのためガムをかむように)
自由といい加減は違う。
責任と自由は裏表。



これもパタゴニアらしい、ネバダ州リノにある倉庫&配送センターのパーキングは
出産を控えた女性専用の場所がある!
そして疲れたスタッフが元気を取り戻すためのベッドが用意されています、
これも休憩してまた元気に働いてよい仕事をするため。

いろんな環境活動をしています!



総利益の10%を環境のために寄付し、
失ってからでは取り戻せないことを知っているため
広大な自然公園を守るため労力を惜しまない、
環境団体には事務所を置くスペースを提供するなど
企業倫理でなく地球規模での思考、うーんスケールが違う、
日常のつまらないことに心わずらわせている場合ではないかも?

つらつらと書きつづり、結論としてみんなで地球やみんなのシアワセを守ろう!
みんなでパタゴニアしてみないか?
そうしたらもっと大きい眠れるあなたの素顔が発見できる、
生きてるって素晴らしい!そう素直に言えるあなたに!