マンゴをのせ台湾バナナを忍ばせたオレンジのプリン、
ねっとりトロピカル。
メインはいつもの美味しい牛フィレ肉にオーナー実家の島根産のコシヒカリ、
最高の香の物にシアワセが絶頂に達します。
満足という二文字では言いあらわせない充足感!
大吟醸のソルベが
味覚に集中し緊張している舌の神経とココロを
やわらかくさらりと頬をなでる風のように開放しときほぐしてくれます。
噛む必要もないくらいやわらかな牛タンのシチュー、あぁシアワセ!
エリンギ茸の歯ざわりがまたまたタンのやわらかさを引き立てています、しかもエリンギは脇で埋没しない強力な競演者です。
こちらも触感の妙味です、しいたけ入りのもち米のちまきに
えびしんじょうをのせごぼうのキンピラ・京菜を添えてあります、ぷりぷりまったりの主役に対しごぼう・京菜の繊維のシャキシャキが脇をしめます。
ここに来たらこれを食べたい!
くせになる良い仕事! 美味いスフレです。
真鯛を使い少しも粉の重さを感じさせることなくかるーく仕上げてあります。
ネギの繊維の歯ざわりやさわやかさ、真鯛のコクがあり素直な味に表面にまぶしたアーモンドと香ばしいきつね色の生地などさまざまテクスチュァを組み合わせ口の中が楽しいです。

軽くあぶったタラバガニにアスパラガス、
カニの身をたっぷり詰めたフラン(洋風茶碗蒸?たまごベースの生地を蒸したもの)にウニを乗せて。
あぶって旨味を濃縮したカニの身が意外性を発揮、
プルルンとしたたまごに閉じ込めたこちらはジューシーなほぐしたカニの身との鮮やかなコントラストがお見事。
アメリケーヌソース(えびのソース)が全体を豪華にまとめています。
そら豆の冷製スープ、
皮の香ばしさが、特徴あるそら豆のまろやかな風味を
やさしくなりすぎずかつ飽きさせない役割を演じています。
そら豆の一人二役の独演会。
はもです、まるで小骨など存在しないかのような口当たり!
葛の衣を身にまといプリっと愛らしい歯ごたえ、
口の中でつるんとした葛の中から“はも独特の味わい”が顔を出します、
淡白でありながら滋味深いはもにしかない満足感!
下に隠したもずくの寒天寄せのこりこりと
ラディッシュが透明な味わい。
白魚と車えびをのせた吉野くずでよせた湯葉入りごま豆腐、
そしてシャキシャキさわやかな歯ごたえのスナックインゲンに
黄色と赤のパプリカをそえて、、

バルサミコ酢とワインンビネガーが味わいに奥行きとやわらかな酸味をあたえ、
湯葉や豆乳を筆頭に素材の持つ自然の甘みをグッと引き出しています。

 みよし亭2002ある春の夜のディナー

みよし亭 2001へJUMP!



このお店は水戸からお越しの常連のお客様に教えていただきました。
予約をして一年待つお店が茨城県笠間にあると聞いて早速予約をしたのですが、
幸運にも?10ヵ月後に席が取れ、
和食を10年、フレンチを10年修行したオーナーシェフの料理は大満足で
緻密に積み上げられた技術と季節の素材使いが巧みで、目もおなかそして一番大切な心も満たされました。
 お店は住宅地の中にたつ一軒家に手を入れたレストランでマダムのこころ使いがゆきとどいた
暖かいアットホームなおもてなしに満ち溢れています、
この日は4度目の訪問でしたがやはり変わらず素晴らしいレストランでした。






















最後を締めくくるのは京都の老舗“一保堂”の炒り番茶、また来ますね。

ということで来年の予約をして家路につきました。





  みよし亭
 PM12:00からPM3:00 昼のおきまり ¥4000
 PM6:00からPM10:00 夜のおきまり ¥5000 ¥7000 ¥10000
 〒309−1615  茨城県笠間市金井11−4 TEL0296−72−3177         
完全予約制