ビオファームおかざき

クローバー本店、大田原ボヌールともに
美味しいお野菜をいただいている
さくら市の有機農家ベジファームおかざきさんへ見学に行ってきました〜

草ボウボウだよ〜
農薬一切使わないから!!

そう言われて案内された
一番目の畑!

鹿子畑(カノコハタ)のお住まいには
ビニールハウスがありますが
他に
有機栽培で手作業で雑草を始末しなければならない
広い畑が4つ点在しそこを行き来するので
これは毎日メチャメチャ忙しいでしょうね・・(~_~;)

あっちの端までうちの畑だよ
『j広くて草取りが・・』いつも脳裏には草のことがありますよね〜
有機栽培=害虫や雑草との戦いもしくは共生です。
でも
まるごと食べられる安全な作物を作るためには必須なのです。
有機栽培の農家の方には尊敬と心より感謝・・・


頭イイ〜!!
厄介者の篠竹を支柱に(~_~)
これぞ
農家の知恵♪


二人三脚で農業していますが
おふたり一緒に行動できずに
違う畑にいることも多く
話し相手もいなく黙々と作業をすすめることもあるとか・・


まだ旬ではないですが
豆の出来具合をチェック♪

うまそ〜な
食用ほうずき!

容姿バッチリですね〜

食べさせていただきました
トマトとのかけあわせですが
酸味もさわやかでまるで果実、もう抜群です。
デザートにも使いたい!

 
“奇跡のりんご”の著者である木村秋則さんもおっしゃっていますが
農家はふたつの目が肥料であり農薬、
観察して状態を見極め適切な処置を最低限してあげるだけ・・
後は植物の持つ力を弱らせないように
手を出しすぎないこと!
人間はただお手伝いをするだけで
大変なことはみ〜んな植物それぞれがしっかりやってくれているのですね〜

この軽トラについていけない・・・
小回りが効くしグングン走るし
農道では最強の2シーター!
まるでスポーツカーです。


まなざしが
やわらかいです、これを愛情と呼ぶのでしょう〜

これも愛の形(*^_^*)

見る力がとっても必要です、
そして視覚からは脳に情報が行き、そこでスーパーパソコンがフル回転し
手や足に指令が飛びます、農業は経験と発想と実行に維持管理に改革と
まさにすべてが詰まったお仕事です。


かわいらしい奥様は

実は
足がまたとっても速い・・
韋駄天です。
シャキシャキ、生食かぼちゃのコリンキー♪
花ズッキーニ♪
花に詰めものをして食べる可愛い野菜〜
日本でしかも地方で
有機の洋菜を日常的に作ってくれるようになるとは感激!
いい時代になりました、面倒で大変な自然に即した農業を
サスティナブル=持続可能な形態に完成させて誰もが享受できる文化にするためには
スローフードの意識も浸透させながら
日本の未来の食を発展させたい・・
今は表面上は物質があふれた豊かな日本に見えますが
縄文人のほうが人生を謳歌していたかも?

オーストラリアのアボリジニ、ヨーロッパのケルトそして日本のアイヌには
精霊信仰=万物に精霊が宿る(=アミニズム)という世界観があります、
目に見えないことを
想像力で頭の中に具現化する・・これは本当にすごいことなのですが

例を挙げるといただきます、は
あなたの命をいただきます=
私が命をつなぐためにあなたの命をいただくことになりました
私もいつか誰かの栄養になりますが
その日が来るまであなたにいただいた大切な命・・大切に使わせていただきます!


*この先はこういう話は面倒くさい、と思うヒトもあるでしょうからとばしてください。

『この考え方ができるということは
無から有を生むこと
感謝の気持ちを忘れずに他を生かし自分も生かすこと・・

死を恐れず自分の行為はすべて宇宙の大きな営みのひとつと受け入れ
自由とは自らすすんで自分の使命を見つけ、
それにまい進するときのことを言うのだと気づけるでしょう、
自らの存在理由の核は個でなく全体であった・・と
生かされている生き物として遠くから自分を見つめたとき
ひとりひとりは小さいながらも
意思ある限り命の再生をしてきた、する、存在・・ヒト
肉体は滅ぶはかないもの
しかし
精神や思想は時間を越えてなお色あせず永遠に存在する強靭なもの
過去にすでに壮大な世界観の獲得をした日本人、
それに比べれば
まだまだ現在の日本はパフォーマンスを最大限には発揮できていないです、
つまり本当に幸せではないのかも?
食のみならず精神世界で世界のお手本となれる日本、
まだまだ磨き足りません。

なんてたまに思うのは岡崎さんみたいな方と出会うから(*^_^*)
意識を高くもつためにリセット♪


別の畑に移動〜

もう自分がどこにいいるかわかりません・・
食べられる花であるエディブルフラワーの
ナスタチューム、飛び切りの美人なお花、
少しがんばって草むしりしなきゃ〜という
ハウスの内部は例に漏れず(*^。^*)雑草で覆われています・・が
これが自然界では当たり前のこと
ある程度は助けますが、
競争に負けないように強くならないといけないし
がんばった作物はやはり美味しい〜



ここでひとつ
ご注意!

健康を損なった状態のヒトには
有機栽培の元気いっぱいの野菜が体の毒になることもあります。


植物が自然界で生存をかけて競争するときに
アレロパシー(多感作用)という不思議な力を発揮します、
科学物質を生成したりすることで他の植物の発芽を抑制したり
逆に自分が繁茂する目的のためにはある植物を成長させたり
動物や虫、微生物を近づけないようにしたり・・と
意思を持たない・動けないと思われている植物も能動的な生き方をしています。

森林の出すフィトンチッドは殺菌性があり
すがすがしく気持ちの良い空気感を作りだしますが
元気なときは嬉しいその効果も病中・病後には重苦しく辛いものに感じるということは覚えておくべきです。

自宅前のハウスに帰還〜
軸がレインボーカラーになるスイスチャード♪
これもえらく美人さんばかり、岡崎夫妻の愛情にしっかりこたえてます。


座敷におじゃましてます・・・にゃんこが12匹!
スゴッ!
拾ったというワンワンとも仲良し〜

きつれがわ道の駅に置く野菜のPOPも手作り〜
手作り感満載でいい感じ!!

出荷の用意は12時過ぎまで続き
朝6時におさめるそうです、晩酌の時間が少なくてチョット寂しいそうです。


試行錯誤で道を究めんとする岡崎さんのお野菜は
その味わいだけでなくその背景である
生産者のお人柄もご馳走です。

レストランやホテルなどサービス業の経験も豊富なご夫妻は
個性のある野菜をきっかけにその野菜の食べ方や文化を提供して
食卓に新鮮さをプラスして毎日の食生活を楽しんでいただきたい!と
大変忙しい毎日の生活にもかかわらず
笑顔の絶えない明るい農業を実践してます。

岡崎さん!
あなたの育てた野菜をずっと使いたいです、お忙しいでしょうけど
ご自愛いただきながらがんばってください。


ベジファームおかざき
〒329-1404
栃木県さくら市鹿子畑1425


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