環坂 〜KANSAKA〜
魂の伝承など素晴らしい文章を書いていらっしゃる
高久さんの主宰されている
フーガに載るだけでも名誉なことですが
ご覧の通り完売!
常に栃木のフレンチの先駆者として活躍する環坂さんのシェフ坂寄さんとは
23年くらいのお付き合いですがよき先輩良き目標です♪

TOKYOでラ・ポッシュ
栃木でポッシュ・ビス
と経営されて来て
宇都宮に環状線が出来るのと同時に
移転されポッシュビスKANSAKAこのときに上記のfoogaに掲載されたのですが
そして2006年10月に環坂としてコンセプト・リニューアル!
さらに魅力UPです。

環状線から
一本入るだけで静かで見晴らしの良い環境抜群の立地です。

美術品の
収集家でもあるシェフの作り出す知的な空間。

最初にココで一息
ついていただき、気持ちをリセット!
これから始まる至福の時間へスムーズに入り込み
一気に忘我の高みへとJUMPできるように
美味しい予感がただようこの空間で静かに助走準備。

私が飲食店でもっとも
重視する部分の
お化粧室もツボをおさえた良いデザイン
空間の使い方が上手、空気感の演出が見事〜


和紙の照明に 未来的な絵画が
安心して食べられる美味を提供しますけれど
そこは坂寄風にひとひねりして
小粋で新鮮な気持ちで味わうことの出来るお料理をお出しします!
その感動やシアワセはあなたの未来へ通じるものです
けっして後ろ向きの料理は作りません!と
メッセージが出ているかのようなこの景色に
うれしい予感がして
なにやら笑顔がこぼれてしまいます。

まずはマダムが丁寧にサーブするドリンクから〜


8名がけのカウンター席なので貸切です、
お正月の連休の振り替えで冬休みの今を逃すまいと
クローバーのkansaka初体験メンバー8名で予約しました
クローバーも月曜休みなので年に数度しかチャンスがありません。

これは
濃厚な有機トマトジュース、うまみたっぷり。


良い歯ざわりの白バイ貝からスタート。

上手に野菜を使う料理人が
これから求められる料理人でしょうね〜ずっとずっと前から
野菜のうまさに着目していたシェフは関係ない話かもしれませんけれど、
やはり
ココロをこめて育てている生産者の方の素材をほめられると
きっとうれしいんだと思います。


ひとつお断りしますがこのお店は
オープンキッチンではありません、奥に厨房があり
目の前に広がる
環坂物語を堪能するために
舞台をカウンターの向こうにしつらえ
シェフの絶妙な指揮具合で食事が進んでいきます。

目の前で調理しても
クオリティが落ちない、かつエンターテイメント性のある調理は面前で!
しかも厨房で奮闘するスタッフに調理に集中しクオリティを
最大限に高めるための時間と気持ちの余裕を作ってあげるために!そして
お客さまの気持ちのトーンを次の料理にぴったりの高さまで持ち上げそれを保ちつつ
神経を張り詰め店中の空気を読みながらタクトを振っています♪

時に一緒に調理し
時に見えない別々の場所で調理する
そのメリハリが信頼関係と
期待にこたえるための気持ちの高揚を生みます!
自分の器をも越えてベストを尽くすために命をかけます!
プロの職場です。


ひとひとり違う器であるところがミソ!
何度も足を運べばまた違う器で食べる楽しみが・・・
もし同じ器ならおぉ!また君か〜と親近感が!

いや〜美味しいです。

呆けたような顔しているのは満ち足りているから(*^_^*)



無駄な動きを極限まで排した
きつい演出家の坂寄シェフ!画像ではスローシャッターでぶれて
走っているように見えますが、滑らかな曲線の軌跡を描いて優雅に
自由自在に舞台の場面が変わるように
移動します。
ふんわりニョッキ、プリンとした海老の
食感のコントラストがうまい!上手〜

この柔和かつ真剣な表情でシェフ本人に料理を
出してもらえるシアワセを噛み締めます。

九州の
特大の粒マスタードが食材に対する執念!人脈の広さを物語ります。


誰もいなくなる時間があります、これも演出のひとつ・・・
幕間のタメ=メリハリを付けるために『・・・・・・』

しかしただの無言でなく
その慧眼で選び抜いた調度品が次のドラマのさわりを静かに語りかけます・・

そしてまた 幕くと

もう一生懸命サーブしてくれます!


シャラン産の鴨が日本人にもなじみが良いように技術を駆使し
香りよくふんわり調理されて優しい味わい。シャランの鴨は窒息させて
全身に血を回すなど野性味を出した鴨の中の鴨!それをこれだけ上品に上手に食べさせるのはサスガです!

ひたむきさという努力ではなかなか得られない
根源的なものを備えたスタッフが集い
シェフの号令の下
責任&仕事への愛情という仕事人として充実して生きるためのシェフの哲学を良く理解し
適度な緊張感みなぎる心地よい空間を見事に創り上げています、
プラスまるで明るい森のなかで胸いっぱい
さわやかな空気を吸い込むような気持ちよさ♪
唯一無二の世界に誇るレストランです。


お肉は健康管理が徹底されたシェフのご実家近所の信頼できる畜産農家から仕入れていますので
もう文句なし!
しかも野菜がしっかり添えられて
また素材の持ち味を高めてイイカンジに仕上がってます。


自らお客さまのおなかの具合をひとりひとり確かめながらよそってくださいます。
うれしい瞬間!

しいたけの炊き込みご飯。シェフのご実家は確か農家でした。
食べ物への感謝の気持ち・・それがこのご飯に現れています。


お茶漬けにしたい方はご飯を少し残しておいてください。
お茶漬けにすると苦労することなく最後の一粒まで
ご飯をいただけます、
サラサラいただいたあとの器の美しさを見てください!
食べ終わった後の風情・たたずまいにまでこだわる・・・それが古きよき日本の美的感覚なんです。



デセールはワインに漬け込んだオレンジのソルベにキャラメルのムース。
満足して弛緩したがるココロに
まだまだ終りじゃないよ〜
と香りが嗅覚を刺激します〜


マダムが心を込めてコーヒーを淹れてくれます。
私は今回はジャスミンティー、とても上質な茶葉でした。


別席でゆっくりティータイム、プチフール付き♪
まさに五感も第六感もくまなく刺激し
オペラよりもサーカスよりも映画よりも
ゴキゲンな
至福の食べれちゃう名舞台を味わう
この醍醐味!このお店は真に自慢の出来るお気に入り!最高です。

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環 坂
〜KANSAKA〜

☆開宴時間☆
12:00 13:30スタート(火〜金)・・・・・・\3.500(税・サ込)ランチコース
12:00 13:40スタート(土、日祭日)・・・\5.500(税・サ込)スーペリアランチ
18:30〜18:45アペリティフ(食前酒)タイムを設けました。
ノンアルコールを飲まれても、もちろんお飲みものをご注文されなくても、
ディナー前のひとときのスペースとしてお使いください。
18:45スタート(火〜土)・・・・・・・・・・・・\8.000(税・サ込)
(※プラス\2.000でメインディッシュを特選黒毛和牛ヒレ炭火焼に
変更できます。→オススメ〜)

ディナー貸し切り時のお時間は 多少前後できるようです
ご相談ください。

まずはHPでLet's空席確認!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.kansaka.com/

〒320-0004
宇都宮市長岡町160-4  
tel/fax:028-600-1819




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